「福岡」 福岡県福岡市
福岡競艇場は福岡市中央区の好立地にある競艇場で、九州屈指の来場者数を誇ります。
2020年1月現在、東スタンドがリニューアル工事中で閉鎖されていますが、競艇場周辺にも観光スポットが飲食店が豊富なため、グルメや観光で物足りなさを感じることはありません。
軽い気持ちで競艇を楽しむ来場客が多い一方で、全国屈指の難水面と言われていて、予想が難しい競艇場です。
波乱が多いので、舟券購入をする際はコースの特性を理解しておくようにしましょう。
福岡競艇場の特徴
所在地 | 福岡市中央区那の津1-7-5 |
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アクセス | 西鉄福岡(天神)駅より徒歩15分、地下鉄天神駅より徒歩10分、福岡駅もしくは天神駅よりバスで福岡市民会館(ボートレース福岡前)バス停下車してすぐ、福岡都市高速環状線天神北ランプを下りてすぐ |
ナイター | × |
改装情報 | 2003年に中央スタンド改修、東スタンド改修中(2020年完成予定) |
競走水面 | 海 |
水質 | 海水または汽水 |
グルメ情報 | ペラ坊焼き、イカタコ棒、串カツなど |
施設は中央スタンドと東スタンドが連結していて、それぞれ3階建て。中央スタンドも2003年に改装しているだけあってとても綺麗です。
吹き抜けで開放感あるイベントホールや、マスコットキャラクターのペラ坊ショップ、手荷物預かり所、女性子供ルームがあるので、ファミリーの方でも利用しやすい施設です。
場内売上は常に全国上位に入っていて、観光客と外国人を呼び込む取り組みを行っているため、競艇初心者の方でもストレスなく利用できます。
水面は江戸川と並ぶ難水面と言われていますが、立地や設備が良いため競艇ファンから人気が高く、中央スタンドではリニューアルした2003年から2019年にかけて13回のSG開催をしています。
グルメについては、目立ったB級グルメはないですが、競艇場の周辺に飲食店が多数あるので食べることには困らないでしょう。
コースの特徴
競走水面は海ですが、第1ターンマークの部分だけ那珂川の河口部に突き出した異形の競艇場になっています。
満潮・干潮で水面高が変わるほか、満潮時には海水と淡水がぶつかりあって複雑なうねりを生み出します。
風や潮の流れに対する同一方向の波ではなく、潮がぶつかり合ううねりがある競艇場は他にありません。
さらに助走距離が180mと全国でもっとも短く、2マークのバックストレッチ側にピットが設置されています。
このため、枠なり崩れが少なくてダッシュが利きにくいため、インコースの有利性が大きいです。
ただし、水面が荒れたコンディションになると1コースの勝率が落ちるので、競艇場全般のデータだけではなく、潮の流れや水面の状態などコンディションに応じた傾向を分析しないといけません。
かつては、素人の来場客が多くて難水面のためプロが稼ぎやすい競艇場と言われていましたが、昨今はネット投票の普及とネット上での分析情報が充実したため、他の競艇場に比べて上級者が有利に予想できる要素が少なくなっています。